受付時間 日・祝
8:45~12:00
14:30~17:30

※木曜・土曜午後・日曜・祝日は休診

加齢黄斑変性症

加齢黄斑変性について

加齢黄斑変性

黄斑(網膜の中心で直径約1.5mmの範囲)とは網膜の中心に位置しています。加齢などの原因によって異常が起きると視力が低下するようになります。これが加齢黄斑変性です。高齢者の失明原因の一つでもあり、近年は増加傾向にあります。また加齢以外にも、喫煙、紫外線による酸化ストレス、偏った食生活なども危険因子と言われています。

症状について

発症のメカニズムは、黄斑部の細胞が主に加齢によって働きが悪くなっていくと酸素や栄養分の供給が低下し、老廃物が蓄積されていきます。この状態がさらに続くと、黄斑部に異常な血管(新生血管)が生じ、出血や網膜剥離を起こすようになります。自覚症状としては、視力低下、物が歪んで見える、見たい所が見えない、などです。さらに病状が進行し、出血や染み出しがさらに増加すると、視力も下がり、色の識別も困難になっていきます。

「滲出型」と「萎縮型」

加齢黄斑変性には、「滲出型」と「萎縮型」の2つの種類があります。滲出型とは、黄斑の脈絡膜(網膜より外側にある、血管が豊富な膜)から網膜に向かって、新生血管(新しくできた血管)が伸びていくタイプです。新生血管はとても脆いので、出血や血液中の水分が染み出すようになります。そのため新生血管ができると、黄斑の視細胞が急速に損傷され、黄斑の機能は急激に低下するのです。

また萎縮型は、網膜の細胞と脈絡膜が老化とともに徐々に死滅するので、黄斑の機能は時間をかけてゆっくりと損なわれていきます。なお萎縮型には、現時点で有効な治療法は確立されていません。

加齢黄斑変性の検査

問診・視診後に視力検査、アムスラー検査、眼底検査、光干渉断層計(OCT)検査を行います。主に眼底の様子を見ることで、加齢黄斑変性症の発症の有無を調べます。

加齢黄斑変性の治療

滲出型の加齢黄斑変性と診断された場合、速やかに治療を行います。治療法としては、硝子体注射(抗VEGF療法)、レーザー光線を用いる方法(レーザー光凝固)、光線力学的療法(PDT)があります。この3種類のうちのどれかを行うか、いくつか組み合わせるなどして行います。

抗VEGF療法

これは角膜から離れた白目の部分(眼球)から注射針を刺して薬剤(VEGF阻害薬いわゆる抗VEGF薬)を注入する方法(硝子体注射)で、新生血管の発育や増殖などを抑えるものです。滲出型の加齢黄斑変性症は、新生血管が脈絡膜から網膜に向かって発生し、出血を起こすなど網膜に障害を起こすことから、この注射療法は有効と言われています。なお1回の治療は1分程度で終了しますが、注射前には抗菌薬の点眼を3日前(1日4回程度)から行い、注射を打つ当日に消毒薬や麻酔薬を打ってから注射、そして注射後も3日ほどは抗菌薬を点眼します。その後は繰り返し注射を打つ必要があることから、ある程度間隔を開けて硝子体注射を行います。

また、新生血管を抑える治療のひとつにPDTがありますが、PDTでは視力が落ちる可能性があるので視力が0.6以上に保たれている方には使用しません。そのような場合は、この抗VEGF療法が選択されることになります。

光線力学的療法(PDT)

光線力学的療法(PDT)は、腕の血管から注射した薬剤(光感受性物質)が新生血管に多量に入った際に、特殊なレーザー光線を照射する治療法になります。主に新生血管が中心窩にある場合に行われます。

新生血管の中に光感受性物質が達すると、その光に反応して活性酸素が出るようになります。これは毒性が強いため、新生血管はダメージを受けるようになります。なお同治療で使用するレーザーは熱をほぼ発しませんので、中心窩の視細胞が焼けることはありませんが、視力が良好な方では視力が低下することも考えられます。そのため、多くは視力が0.5くらいまで下がっている場合に適用されます。なお、この治療の目的も視機能の保持です。3ヵ月に1 回程度の間隔で造影検査を行い、新生血管が固まるまで何度か繰り返し行います。

レーザー光凝固術

レーザー光凝固術とは、レーザーの力で新生血管を焼きつぶす方法で1回の治療で進行を抑制することはできます。ただ、レーザーを照射した部分では、正常な網膜組織も焼きつぶすことになるので、その部分の視野はかける(暗点)ようになります。そのため新生血管が黄斑部の中心嵩の近い部分にある場合は適用されません。

クリニック概要

石井眼科クリニック
診療科目
眼科
電話番号
048-689-0222
住所
〒337-0053 埼玉県さいたま市見沼区大和田町1-1295
アクセス
東武アーバンパークライン大和田駅徒歩3分
マルエツ大和田店前、大和田メガネ・コンタクト隣り
駐車場
20台駐車可能※駐車場はクリニック横の他、大和田公園通り沿いにもございます。
受付時間 日・祝
8:45~12:00
14:30~17:30

※木曜・土曜午後・日曜・祝日は休診